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高校閉校を追ったドキュメンタリー映画『池北学校やめるってよ』上映! | クロフネ

7月22日十三シアターセブンで 下井健次監督のドキュメンタリー映画「池北学校やめるってよ」が公開された。 内容は池田市の池田北高校が2018年3月に閉校するまでの一年間を見つめた作品。 現状では1日のみの公開となり、この日、下井健次監督の舞台挨拶も行われた。 映画制作までの道のり 監督によると、ある日、関係者から「池田北高校が閉校するから記録映像を撮って」とメッセージがあったらしい。 下井監督はフリーランスのディレクターでもあるので、これは一年間食っていけるぞと、ひょいひょいと話に乗ったという。 しかしながら関係者から「閉校する学校なので府からの制作予算は多分出ないんじゃないか」と下井監督にとっては背筋が凍るような一言が… 当然、そんな状況下でカメラマン、音声さんを雇えるべくもなく、監督自らがカメラを回す事に。 そして思いも寄らなかった課題が次々に表面化・・・ 撮影ができるのは、全生徒約90人のうち半数、(昨今の諸事情か・・ほとんどが顔だしNG)更に撮影できる時間は給食の昼休み、放課後、各学校行事のみという限定された環境。 さらに打合せの場で、(変に盛り上がってしまい)どうせ作るなら従来よくある3年間を30分くらいにまとめたテンプレート的な”卒業DVD”ではなく、何回見てもどこかに新しい発見がある、今までどこの高校もやったことが無い「エンタメ・ドキュメンタリー映画」を作ろうと言う風に決まったこと。 下井監督は後日、述懐する。その時、頭をよぎったのが、先日惜しくもこの世を去った 名レスラー、マサ斎藤の言葉“GO FOR BLOCK”当たって砕けろ!だったと。 池田北高校の先生・生徒たち この映画のキーマンで劇中、ただならぬ存在感を見せるのが若林智子校長である。 撮影当初、若林校長はカメラに写るのを恥ずかしがっていたと話すが、「明るく 元気な 池北ファイナル」のキャッチフレーズの元、天才的なヒラメキで生徒を喜ばすイベントを思いつくたびに、下井監督に速攻で撮影を依頼したらしい。 下井監督によると先の予算の件もあり、メンタル&五十肩の悪化で血を吐くような一年(笑)であったという。 撮影当初、親子ほど年の離れた生徒との関わりが難しかったと話す下井監督であるが、作品が進むにつれ徐々に思春期の学生の心情を捉えていく。

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